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2023.05.23
省エネ基準適合義務化に向け、住宅ローン減税はどう変わる?制度の注意点を解説
こんにちは、フィオレハウス販売窓口・ライフコミュニティ販売スタッフの「たかちゃん」こと、高岡です。
前回のブログ(https://www.bloom-com.jp/blog/post-10013/)でご説明した通り、2025年4月から建てる新築住宅は、省エネ基準への適合が義務化されることになりました。
高い省エネ性能を持つ「省エネ基準の家」を標準化し、地球温暖化を防ぐための国の政策です。
2025年4月と聞くとまだ先に感じるかもしれませんが、実は省エネ性能に優れた家が当たり前になる時代は、すぐ間近に迫っています。
今回は来年から始まる、家の省エネ性能に対する住宅ローン減税の変更点についてお伝えします。
Contents
●省エネ基準とは?
省エネ基準とは、建物の省エネルギー性能のレベルを表す基準の一つです。
この基準に適合するには、断熱性能の高い窓や断熱材を使って冷暖房効率を高め、省エネ性能の高いエアコンなどを備え、電気代が削減できることが条件です。
これからの脱炭素社会を実現するため、2025年4月から建てるすべての新築住宅が省エネ基準に適合する必要があります。
●2024年から住宅ローン減税が制限
この省エネ基準への適合義務化に先駆けて、2024年から省エネ基準を満たさない住宅が住宅ローン減税の対象外になります。
住宅ローン減税とはその年の住宅ローン借入残高に対し、0.7%を13年にわたり所得税などから減税する制度です。
仮に3,000万円のローン残高があれば、年に21万円が減税される計算です。
※実際に支払う税額以上は減税されませんのでご注意ください。
これまでの住宅ローン減税では、省エネ基準を満たさない住宅も減税対象でした。
しかし2024年からは控除の対象外となり、減税の恩恵を受けられるのは省エネ基準以上の家だけになります。
つまり、減税の恩恵を受けるには、義務化がはじまる前から省エネ基準を満たす家を建てる必要があるというわけです。
これから家を建てるのであれば、省エネ基準を満たす住まいを選ぶようにしましょう。
フィオレハウスでは、2023年4月より省エネ基準の断熱性能を満たした住まいを標準仕様でご提供しています。
ぜひお気軽にご相談ください。
CATEGORIES : 住まいのノウハウ