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2023.07.20

新築するときに行う「仕様決め」ってなに?失敗しないためのコツや注意点を解説<後編>

こんにちは、ブルーム分譲住宅事業部の佐々木です。

新築を自由設計で建てる際、間取りが決まった後に行う「仕上げ作業」に当たるプロセスのことを「仕様決め」といいます。

前回(https://www.bloom-com.jp/blog/post-10330/)は、この「仕様決め」でどんなことを行うのかについて詳しく解説しました。
今回は、仕様決めに失敗しないためのコツや注意点を解説していきます。

●仕様決めのコツ

これからマイホームを検討される方のために、理想の住まいを実現するための仕様決めのコツをまとめてみました。

・予算だけでなくメンテナンス性も考える

住宅に住み続けていると、点検や修理などのメンテナンスが必要になります。
素材やパーツによって耐久性やメンテナンス性が異なるため、初期費用だけ重視して仕様決めをするのはおすすめできません。
メンテナンスにかかる費用のことも考えて選びましょう。

・大きなサンプルを取り寄せる

外壁材、床材、クロスなどは、カタログの写真や小さなサンプルでは、色や風合いなどが把握できません。外壁材や床材、室内設備の仕様はある候補を絞ったら、大きなサンプルを取り寄せて検討しましょう。

・見学をして実物に見て触れる

ショールームやモデルルームの見学は、住まいの部分や構造に実際に見たり、触れたりできます。
デザインや機能性、質感、使い勝手なども把握しやすくなるため、ぜひ見学をして仕様決めに臨みましょう。

●仕様決めの注意点

仕様決めで失敗しないように、覚えておきたい注意点を解説します。

・標準仕様とオプションがある

新築住宅の仕様には、基本となる設備や素材である「標準仕様」と、追加の費用が発生する設備や素材の「オプション仕様」があります。
オプション仕様はハイグレードのデザインや機能のものがそろっていますが、必須ではありません。
オプション仕様を選び過ぎると予算オーバーとなってしまいます。
事前に標準仕様をよく確認し、こだわりたい部分や本当に必要な部分だけオプション仕様にするなど、暮らし方に合わせて追加するかどうかを決めましょう。

・決めたものは忘れないようにする

このプロセスでは、住宅のさまざまな部分や機能の仕様を決めています。
そのため仕様決めを進めていくうちに、「各部分・設備でどの仕様を選んだか」を忘れてしまうことも。
選んだ仕様はメモしておくなど、忘れないように工夫しましょう。
全部決め終わりましたら、頭の中でお家全体を想像してみてください。
何度も仕様決めを経験しているスタッフでも、色合いがおかしい箇所が意外と出てきます。
最後の仕上げをお忘れなく♪

仕様決めのポイントや注意点を解説しました。
決めることがたくさんあって大変ですが、理想のマイホームがどんどん仕上がっていく楽しい作業でもあります。
わくわく楽しみながら進めていきましょう!

CATEGORIES : 住まいのノウハウ