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2024.11.05

猫と暮らす家づくりに必要なことは?特徴からわかる条件や間取りの工夫を解説

こんにちは、ブルーム分譲住宅事業部の佐々木です。

自由奔放さや愛らしさで私たちを魅了してやまない猫ですが、気まぐれなように見えて、実は縄張り意識が強く、高い場所や狭い場所を好むなど、独特な習性を持っています。
猫との暮らしを始めるにあたって、または、すでに愛猫と暮らしている方も、彼らの習性を理解し、快適で安全な住環境を整えてあげたいと思うのではないでしょうか?

そこで今回は、そんな願いを叶える、猫と暮らす家づくりのアイデアをご紹介します♪

●猫の習性を活かした家づくりのポイント

猫が快適に、そして安全に暮らせる家づくりのためには、その習性を理解することが重要です。
家づくりの際に考慮すべき猫の主な習性と、具体的な対策例を3つご紹介します♪

1.高い場所が好き

猫は高い場所から周囲を見渡すことを好みます。
これは、外敵から身を守る本能的な行動と、自分の縄張りを確認する習性によるものです。

○対策例:キャットタワーやキャットウォークを設置して、上下運動ができる空間を作ってあげましょう。
○プラスαのアイデア:リビングの壁面全体にキャットウォークを設置し、アスレチックのような空間を作ってみるのはいかがでしょうか?

天井近くに設置すれば、猫は高所からの眺めを楽しむことができますし、上下運動もできるので、運動不足解消にも役立ちます。

2.狭い場所が好き

猫は狭い場所に入り込む習性があります。
これは、周囲を囲まれることで安心感を得られるためと考えられています。

○対策例:デッドスペースなどを利用して、猫が入り込めるサイズの隠れ家をつくってあげましょう。

○プラスαのアイデア:キッチンカウンターや収納棚の下などに、猫がちょうど入れるサイズの空間を空けておくのはいかがでしょうか?

秘密基地のような空間は、きっとお気に入りの場所になるでしょう。
お気に入りの毛布などを置いてあげると、より安心できる空間になります。

3.爪とぎをする

猫は爪とぎをすることで、古い爪を剥がしたり、マーキングを行ったりします。

○対策例:壁や家具を保護するために、適切な場所に爪とぎを設置しましょう。
○プラスαのアイデア:廊下や部屋の角など、猫が通り道としてよく使う場所に、壁に沿って麻縄を巻いたタイプの爪とぎを設置するのはいかがでしょうか?

こうすることで、猫は自然な形で爪とぎができるため、壁や家具での爪とぎ防止にもつながります。

●猫も人も快適に! 間取りや設備の工夫

猫が快適に暮らせるだけでなく、飼い主にとっても暮らしやすい家にするためには、間取りや設備にも工夫が必要です。

・キャットウォーク

キャットウォークは猫の活動範囲を広げ、運動不足解消にも役立ちます。
窓際に設置すれば、外の景色を楽しむこともできますし、複数のキャットウォークを階段状に設置すれば、猫は自分のペースで自由に家の中を探索することができます。

壁の好きな位置に設置できるマグネット脱着式のキャットウォーク・LIXILの「猫壁(にゃんぺき)」が人気です。

・猫用通路

新築時に猫の出入り口のついた室内ドアを設けておくと、猫はストレスなく自由に部屋間を移動できるようになります。
ドアを開けっぱなしにしておく必要がないので、冷暖房効率が悪くなることもありません。

・猫専用スペース

猫が安心して休めるように、猫専用スペースを設けるのも良いでしょう。
日当たりのいい場所に日向ぼっこできるスペースを設けたり、階段下や収納下などを利用して猫の居場所を設けたりするのもおすすめです。

・トイレ

猫のトイレは頭数+1個用意することが理想的といわれます。
猫の頭数に合わせてトイレを複数置けるようなスペースをつくっておくのもいいですね。
収納スペースの下などに設けると、猫は人目を気にせずトイレができ、見た目もスッキリ。
トイレ置き場には、消臭効果の高い壁材を採用するのも有効です。

▼猫と暮らす家づくりのヒントが詰まった事例はこちら▼
https://www.bloom-com.jp/voice/voice009/

猫と暮らす家づくりは、愛猫の習性を理解し、安全で快適な環境を整えてあげることが大切です。
上記でご紹介したポイントを参考に、ぜひ、愛猫とあなたの快適ライフを実現する家づくりを進めてくださいね!

CATEGORIES : 家づくりのこだわり