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2021.08.26
【Q&A】外観の印象の決め手となる屋根。屋根の種類と特徴をご紹介します!
こんにちは、ブルーム分譲住宅事業部の佐々木です。
住宅の外観を決める要素に「屋根」があります。
実は屋根にはいろいろな種類があるのをご存じでしょうか。
デザインはもちろん、屋根によって機能も異なります。
メリットデメリットを踏まえて理想の屋根を選びましょう。
今回は、代表的な4種類の屋根をピックアップし、それぞれの特徴、メリット、デメリットをご紹介します。
マイホームの屋根選びに、ぜひ役立ててくださいね。
●スタンダードな「切妻屋根(きりづまやね)」
三角形のフォルムでおなじみ、一般的な屋根は「切妻屋根」と呼ばれています。
屋根頂上部(大棟)から下に野地板が二面、平行に伸びたデザインです。
頂点から雨水が流れ落ちるデザインのため、耐久性が高く、価格もリーズナブルなのが魅力。
ただし、棟部、軒先、ケラバなどに定期的なメンテナンスが必要になります。
●スタイリッシュな見た目が印象的な「片流れ屋根」
切妻屋根をちょうど半分に切った形をしているのが、「片流れ屋根」です。
頂上部から片側に一面の屋根が伸びた、特徴的なデザインのためおしゃれな外観にしたいときにもぴったり。
価格も比較的安く、屋根が一面のためメンテナンス箇所のチェックがしやすいことがメリットです。
一方。一面の屋根に雨水が集中してしまうのがデメリット。
雨漏りリスクが高くなるため、メンテナンスの頻度は高めです。
●屋上としても活用できる「平屋根(ひらやね)」
平屋根とは、その名前の通り水平な形をした屋根です。
陸屋根(りくやね、またはろくやね)とも呼ばれています。
アパートやマンションなどの集合住宅で導入されるケースが多いですが、近年では一般家庭で平屋根を採用する場合も増えました。
屋根が水平のため、の影響を受けにくく、屋根のスペースを屋上バルコニーなどに有効活用できるのがメリット。
豪雪地方では雪下ろしがしやすいという理由で、鉄筋コンクリート住宅とセットで平屋根を導入する場合が多いようです。
一方、傾斜がないため、他の屋根と比べると雨漏りリスクが大きくなることがデメリットとして挙げられます。
●太陽光発電との相性が良い「差し掛け屋根」
切妻屋根の片方をずらして設置したようなデザインの屋根が「差し掛け屋根」です。
一方の面が長く、一方の面が短くなっています。
デザインによって招き屋根と呼ばれる場合もあります。
屋根の面部分に壁を作れるため、窓を取り付けて採光を取り入れやすいのがメリットです。
片面が大きいため、太陽光発電パネルを設置しやすいというメリットもあります。
屋根裏の断熱性が高い、価格が安い、強風や突風に強いなど多くの魅力があります。
デメリットは、屋根と外壁の雨対策をしないと雨漏りのリスクが高くなること。
ややデザインが複雑なため、施工に慣れている住宅会社に依頼するのが良いでしょう。
屋根は種類によっていろいろな特徴があります。
デザイン、価格、機能性と重視したいポイントに合った屋根を選びたいものですね。
フィオレハウスの自由設計なら、外観のデザインにもこだわれます。
ぜひお気軽に販売担当までご相談くださいね!
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