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2023.02.10
サイディングとALCパネル、どっちを選ぶ?フィオレハウスの外壁材をご紹介
こんにちは、ブルーム分譲住宅事業部の佐々木です。
住まいの外観を決める大切な要素に、外壁材があります。
外壁材は、色やデザインはもちろん、種類によってメンテナンスのしやすさや費用などが異なるため、重視したいポイントに合った外壁材を選ぶことが大切です。
今回は、フィオレハウスの外壁材としてよく選ばれる「サイディング」と「ALCパネル」のそれぞれの特徴とメリットを解説します。
住まいの外壁材選びに、ぜひお役立てくださいね。
Contents
サイディングとは
サイディングとは、パネル状のサイディングボードと呼ばれる壁材です。
サイディングボードは縦方向にのみ貼り合わせるため、継ぎ目が縦方向のみの仕上がりになります。
ひとことでサイディングと言っても、材質によって違いがあり、窯業(ようぎょう)系、金属系、木質系、樹脂系と大きく4種類に分けられます。
ALCパネルとは
ALCパネルのALCとは、軽量気泡コンクリートのこと。
一般的なコンクリートの約1/4しか重量のない、とても軽いコンクリート素材からできた壁材です。
縦、横両方に張り合わせられるため、継ぎ目は縦方向にも横方向にもできます。
サイディングのメリット
サイディングのなかでも、窯業系サイディングは取り扱いメーカーが多く、壁材として使用している住宅もたくさんあります。
種類が豊富
サイディングはデザインが豊富にあり、レンガ調やタイル調などのおしゃれなものも選べるのが魅力。
他にも木目調やモダン系のシャープな柄などもあり、幅広い好みに合わせることができます。
コストを抑えられる
工場で大量生産できる壁材のため、コストが抑えられるというメリットもあります。
ALCによりも金額的な負担が少なく、レンガ調やタイル調の素敵な外壁の住まいが実現できます。
防火性能が高い
また、窯業系サイディングは防火性能が高い点が魅力です。
不燃または準不燃材料であり、火災に対する安全性に優れた外壁材になっています。
サイディングのデメリット
魅力の多いサイディングですが、選ぶときは次のような注意点に留意しましょう。
定期的な塗装が必要
サイディング自体は防水性が低いため、初めに塗られている塗料が劣化する前に再度塗装をする必要があります。
ある程度年数が経ったら、建物を施工した業者に必ず相談をしましょう。
断熱性はALCパネルの方が高い
外の暑い空気や寒い空気の侵入を遮る力は、ALCパネルの方が高くなっています。
そのため現場発泡断熱材やアルミ樹脂複合サッシのような、断熱性の高い材料を使った住まいを選ぶことが大切になります。
ALCパネルのメリット
軽量コンクリートであるALCは、機能性の高い壁材として、住宅はもちろん高層ビルなどにも使用されています。
災害に強い
耐震性、防火性が高いため、災害に強い家づくりをしたい方におすすめです。
耐震性では地震のときに家の骨組みが変形しても、パネルが追従して損傷を小さくする構法で取り付けてあります。
また不燃性能の国の基準である「コンクリート」に分類されるため、高い耐火性能も持っています。
遮音性に優れる
遮音性にも優れているため、小さい子どもやペットがいる家庭、ピアノなどの楽器を弾くことが多い家庭など、遮音性を重視して壁材を選びたい方におすすめです。
断熱性が高い
さらにALCパネルは、普通コンクリートの約10倍も熱の伝わりを抑え断熱性が高いこともポイント。
一年を通じて快適な環境で過ごせる住まいづくりをしたいという方にも向いているでしょう。
ALCパネルのデメリット
機能性に優れるALCパネルですが、一方で気をつけたい注意点もあります。
塗装のメンテナンスが必要
ALCパネルもある程度年数が経つと、外壁塗装のメンテナンスが必要になります。
耐久性の高いALCパネルですが外壁自体に、水が染み込んでしまうと劣化が早まるためです。
価格が高めの業者もある
ALCパネルを普段使っていない建築業者だと、仕入れ値が割高で価格が高めになる可能性があります。
当社のように普段から使い慣れているところを選ぶと、価格を抑えられるでしょう。
それぞれの外壁はどんな人におすすめ?
サイディングとALCパネル、それぞれの外壁材は次のような方におすすめです。
サイディングがおすすめの方
・できるだけたくさんのデザインの中から選びたい
・初期コストをなるべく抑えたい
ALCパネルがおすすめの方
・災害に強く防音性も高いなど高機能な外壁が良い
・家を守る外壁にはコストをかけておきたい
壁材を選ぶときには、デザインはもちろんメンテナンスのしやすさ、機能性、費用などにも注目して選びたいものですね。
フィオレハウスの自由設計プランなら、お客様の重視したいポイントに合ったお好みの壁材をお選びいただけます。
理想の住まいづくりは、ぜひブルームにご相談ください。
CATEGORIES : 家づくりのこだわり