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2022.09.20

住宅ローンの基礎知識⑥ 自営業でも通る?延滞は通らない?審査のネックポイント

こんにちは、フィオレハウス販売窓口・ライフコミュニティ販売スタッフの「たかちゃん」こと、高岡です。

人生で一番高い買い物といえば住宅。
住宅ローンで借りる金額は高額になりがちです。
そのため「自分に借りられるだろうか」と心配になる方もいるかもしれません。
そこで今回はマイホームを検討している方に向けて、住宅ローンを借りるときどんな点がネックになるかを解説します。

●年収に対する返済負担率

金融機関が住宅ローンを貸すか審査するとき、重要な基準になるのが年収です。
住宅ローンの申込基準を見ると年収200万円以上などと下限が書かれていますが、他に「返済負担率」も判断材料になります。
返済負担率とは1年間のローンの支払いが年収に対して占める割合で、金融機関ごとにその上限を決めています。
年収額によって変わりますが一般的に30~40%のところが多く、それ以上の返済額になるローンは借りることが難しくなります。

例えば返済負担率の上限が35%の銀行で、年収500万円の人が借りられるのは「500万円×35%=175万円÷12ヵ月=約14万5千円」の月払いまでです。
もちろん他の審査基準も考慮されるため前後はしますが、一つの目安として意識しておくと良いでしょう。

●自営業者や個人事業主

銀行は収入の安定性や継続性も重視するため、自営業者や個人事業主は厳しく見られる傾向があります。
店舗を持たないネット銀行の中には、自営業者などには融資をしないところまであります。
いくら年収が高くても希望額を借りられない可能性もあるため、心配な方は早めに仮審査を受けておくことをおすすめします。

●他のローンの延滞

金融機関は審査をするとき、過去から現在までの他のローン状況も確認します。
例えば他に自動車ローンやカードローンがないか、あればいくら借りているか、以前に延滞がないかなどです。
携帯電話の端末代金を分割払いしている際の、料金延滞にも注意してください。
延滞が何度も続いていたり、他に多額のローンがあったりすると住宅ローンの審査に影響します。

●勤続年数

勤続年数も住宅ローンの審査において重要な条件になりますが、何年勤めていれば融資できるかは金融機関によって異なります。
1年以上の勤続が必要というところもあれば、3ヵ月以上勤めていれば大丈夫というところもあり、勤続年数が短くても借りられる可能性があります。

また対面で審査を行う店舗型銀行なら、勤続年数が短くても個人ごとの事情を柔軟に判断してくれます。
例えば以前の職業と現在の職業に連続性があり、明らかにキャリアアップとわかれば融資されることもあります。

●住宅ローン選びはプロに相談を!

住宅ローンの利用は人生において、そう何度も経験することではないので、自分に合った住宅ローンの借入先を見つけるのは簡単なことではありません。
だからこそ、住宅ローンの借入先である金融機関や商品を選ぶときは、プロに相談してほしいのです。

特に、自分の収入でいくら借りられるかわからない、転職して間もないが大丈夫だろうか、といった不安や疑問をお持ちの場合は、遠慮なく販売窓口ライフコミュニティにお声がけください。
住宅ローンの条件に合うかアドバイスさせていただき、ご希望であれば仮審査のお手伝いもいたします。

CATEGORIES : 住まいのノウハウ